2023年01月25日
岡崎市家康公が再起を誓った地「大樹寺」をご紹介します!
松平家・徳川将軍家の菩提寺で、文明7年(1475)松平家4代親忠公により勢誉愚底上人が開山しました。
かつて桶狭間の戦いで敗れた家康公が岡崎へ逃げ帰った際、大樹寺の周りを敵に取り囲まれこれまでと自害を試みた時、住職から「厭離穢土欣求浄土、汚れた世を正し太平の世を目指す」との教えを受け切腹を思いとどまったことから、家康公再起の場として歴史的にも大きな役割を果たしたお寺。
境内にはその際に家康公が佇まれたと云われる松平家8代の墓や、国の重要文化財であり家康公の祖父・松平清康公が天文4年(1535)に建立した多宝塔などがあります。
また3代将軍家光公建立の山門を起点に岡崎城と大樹寺を結ぶ約3kmの直線は歴史的眺望「ビスタライン」と呼ばれ、約380年間守られてきた岡崎を代表する景観として知られています。
◎クラウドファンディングのお知らせ
大樹寺大方丈内「将軍御成りの間」に描かれ、収蔵庫(※現在は非公開)に安置されている国重要文化財・冷泉為恭「障壁画」保護プロジェクトのため、クラウドファンディングを開始しました。
寄付者には、オリジナル商品や限定御朱印の授与、寄付額により非公開仏拝観等の特別体験をしていただけます。
詳しくは 『未来ショッピング大樹寺』 と検索してください。
【サイト名】冷泉為恭障壁画復元プロジェクト
【寄付受付期間】2022年12月23日から3か月間
「大樹寺」岡崎市観光協会公式サイト
「大樹寺」西三河ぐるっとナビイベント情報