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豊田市
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豊田市美術館
(とよたしびじゅつかん)

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※各種イベントにおいて、内容の変更や中止・延期される可能性がございます。
最新の情報を公式サイト等でご確認の上、お出かけください。
  • 豊田市美術館
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豊田市の市街地を一望できる城址に建つ美術館。ここは「七州城」と呼ばれた旧挙母藩の城があった所です。美術館自体がまるで作品のような洗練された雰囲気をもっていて、屋外にも作品を展示してアート空間を演出。白を基調とした明るい館内は、洗練された心地よい空間が広がり、ゆったりとした気持ちで過ごすことができます。 収蔵品は、近代から現代まで、国内外を問わず幅広く集められています。従来の美術館イメージにとらわれることなく、斬新な企画展も多数開催される点も特長のひとつ。作品にあわせた空間づくりのできる展示室もあり、作品の魅力を最大限に引き出せる美術館となっています。 また、隣接して「高橋節郎館」があり、漆工芸作家・高橋節郎の作品を紹介しています。漆のパネルや屏風、書、版画などを展示。漆装飾されたピアノやハープ、クラリネットといった楽器は一見の価値があります。

屋外には大きな池のある庭園が整備されており、水と緑の空間は、市民の憩いの場となっています。

__展覧会情報__

企画展「未完の始まり:未来のヴンダーカンマー」
2024年1月20日(土)~5月6日(月・祝)

企画展「未完の始まり:未来のヴンダーカンマー」

絵画や彫刻に加え、動物の剥製や植物標本、地図や天球儀、東洋の陶磁器など、世界中からあらゆる美しいもの、珍しいものが集められた「ヴンダーカンマー(驚異の部屋)」。15世紀のヨーロッパで始まったこの部屋は、美術館や博物館の原型とされています。それは、見知らぬ広大な世界を覗き見ることができる、小さいながらも豊かな空想を刺激する空間でした。しかし、大航海時代の始まりとともに形成されたヴンダーカンマーには、集める側と集められる側の不均衡や異文化に対する好奇のまなざしも潜んでいました。
グローバル化が進み、世界が加速度的に均質化していくなかで、今改めて文化や伝統とはなにか、また他文化や他民族とどう出会うかが問われています。かつて「博物館行き」は物の終焉を意味する言葉でしたが、5人の作家たちは歴史や資料を調査・収集して、現代のテクノロジーを交えながら、時を超えた事物の編み直しを試みます。美術館の隣に新しくできる博物館の開館に向けて開催する本展では、文化表象の実践の場としてのミュージアムの未来の可能性を探ります。

企画展「未完の始まり:未来のヴンダーカンマー」

[観覧料]
一般1,500円(1,300円)/高校・大学生1,000円(800円)/中学生以下無料
※( )内は前売り及び20名以上の団体料金
※ 障がい者手帳をお持ちの方(介添者1名)、豊田市内在住又は在学の高校生、及び豊田市内在住の70歳以上は無料(要証明)
※ 料金は企画展ごとに変更になります。詳細は公式サイト等でご確認ください
※ オンラインチケット:当日の観覧料金から100円割引(他割引との併用不可)
オンラインチケット(アソビュー!)>>

企画展「未完の始まり:未来のヴンダーカンマー」

展覧会のみどころ
■博物館の開館に向けた企画
2024年4月26日に、美術館の隣に地域の歴史・文化・産業や自然などをテーマにした総合博物館が開館します。本展は、この博物館の開館に向けて行うものです。博物館や美術館などのミュージアムの原型は、15世紀から18世紀にかけてヨーロッパの王侯貴族の邸宅に設けられた「驚異の部屋(ヴンダーカンマー)」にあるといわれます。その後18世紀の啓蒙の時代に入り、美術品や博物資料などの収集品の公開は、社会の進歩に貢献する教育的・道徳的意義を持つとの理念に基づいて、美術館や博物館が設立されるようになりました。21世紀の現在、植民地時代に収奪された遺物の返還や、白人男性を中心に編まれてきた美術史の再検討が進み、欧米を中心に形成されてきたミュージアムの見直しが世界中で行われています。
新しい博物館が開館する今、改めてミュージアムと社会との関係や、展示における政治的・美学的意義を探ります。本展の作家たちは、国や地域のアイデンティティとはなにか、画一化していく世界のなかで伝統はどうなっていくのか、文化の真正性とはなにかを、未来に向けて問いかけます。

■「博物館行き」は事物の終焉?
かつて「博物館行き」とは物の生命の終わりを意味しましたが、事物はそのものに価値を内包しているわけではなく、その意味を作るのは人間です。近年現代美術において、文化人類学的思考や歴史研究的アプローチが取り入れられるようになり、作家たちが事物を別の文脈に置き直したり、まったく異なるものと組み合わせることで、新たな意味が生まれてきます。本展では、懐旧的なだけではない、事物の新たな姿や意味を見出します。

■新しい博物館と美術館
豊田市博物館の建築は、環境に配慮した建築で知られる世界的な建築家・坂茂氏(1957年生まれ)によるものです。坂氏の博物館は、谷口吉生氏(1937年生まれ)による美術館のミニマルかつ端正な建築の隣に、21世紀型のエコ建築として開館します。本展では、ミュージアムと社会や地域の関係が変容しつつある21世紀において、博物館の領野である技術の進展、環境との関わりなどの視点から作品を展開します。
あわせて、博物館と美術館における事物や作品、また展示方法の違いについて考察します。

企画展「未完の始まり:未来のヴンダーカンマー」

関連プログラム
●出品作家によるトーク
<タウス・マハチェヴァ(出品作家)+鴻野わか菜(ロシア現代美術・詩研究)対談>
【開催日時】1月20日(土) 14:00~
【場所】美術館講堂

<リウ・チュアン(出品作家)トーク>
【開催日時】1月21日(日) 14:00~
【場所】美術館講堂

<田村友一郎(出品作家)+ミラクルひかる(ものまねタレント)>
開催日時、場所未定

●担当学芸員によるスライドトーク
【開催日時】1月28日(日)、2月17日(土)、3月30日(土) いずれも14:00~15:00
【場所】美術館講堂

※ 他の関連プログラムは、決まり次第随時ウェブサイトを更新します。

動画ギャラリー

概要

所在地
〒471-0034
豊田市小坂本町8-5-1
料金
常設展:一般300円[250円] 高校・大学生200円[150円]
[ ]内は20名以上の団体料金
小・中学生 無料。企画展は都度定めます

障がい者手帳をお持ちの方(介添者1名)、豊田市内在住又は在学の高校生及び豊田市内在住の75歳以上は無料[要証明]、その他、観覧料の減免対象者及び割引等については豊田市美術館ホームページをご確認いただくか、美術館へお問い合わせください。
※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください
営業時間
10:00~17:30
(入館は17:00まで)
電話番号
0565-34-6610
駐車場
無料 250台(普通車243台、大型バス7台)
トイレ
定休日
月曜(祝日は除く)、設備・保守点検・展示替え等の期間、年末年始
関連リンク
豊田市美術館公式サイト
豊田市美術館公式Twitter(@toyotashibi)

見どころ

【レストラン七州】
美術館の大池や市街地を一望できる絶景スポットで、ティータイムやランチを楽しめます。春には桜、初夏にはカキツバタの風景も加わります。観覧券がなくても利用できます。

【ミュージアムショップ】
美術館の楽しみのひとつが、ミュージアムショップでのお買い物。斬新なデザインのグッズに出会えたり、探していた本を見つけたり。オリジナルグッズも充実しています。

【茶室「童子苑」】
数寄屋造りの茶室と、風流な日本庭園の落ち着いた空間が広がっています。テーブルと椅子でお茶をいただく「立礼席」で気軽に楽しめる茶室です(お菓子付き一服350円)。

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アクセス方法

  • 電車

    電車でのアクセス

    ◎名鉄豊田線/三河線「豊田市」駅下車。徒歩約15分
    ◎名鉄三河線「上挙母」駅下車。徒歩約20分
    ◎愛知環状鉄道「新豊田」駅下車。徒歩約15分

  • 車

    車でのアクセス

    ◎東名高速道路「豊田IC」より約15分
    ◎東海環状自動車道「豊田松平IC」より約15分
    ◎伊勢湾岸自動車道「豊田東IC」より約20分

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