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県の無形民俗文化財に指定されている「棒の手」の奉納で有名な、猿投まつり。まつりの舞台となるのが、猿投神社です。猿投山の麓に本社があり、猿投山の山頂に、奥の院の西宮と東宮があります。猿投山には、天然記念物に指定された球状花崗岩である「菊石」をはじめ、御船石、蛙岩、屏風岩、御鞍石など、伝説のある巨岩もあり、見どころもいっぱいです。猿投神社の主祭神は、大碓命(おおうすのみこと)。大碓命は、古墳時代の皇族の一人で、小碓命(おうすのみこと=日本武尊)の双子の兄にあたります。大碓命はこの地の開拓に尽くしていましたが、猿投山で毒ヘビのために亡くなったとされています。西宮の後に墓所もあります。また、猿投神社では古くから左鎌を奉納して祈願する風習があります。御祭神・大碓命が左利きであったことから、左鎌を用いて開拓されたことを慕ったことが起こりではないかと言われています。
年間行事
猿投まつり(10月第2日曜とその前日の土曜)
毎年10月の第2土曜に試楽祭、翌日曜に本楽祭が執り行われます。試楽祭では、幻想的な神輿渡御と、力強い棒の手の奉納などが、本楽祭では、棒の手や巫女舞などの奉納が行われます。
- 所在地
- 〒470-0361
豊田市猿投町大城5 - 料金
- 拝観無料
※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください - 営業時間
- 拝観終日
- 電話番号
- 0565-45-1917
- 駐車場
- 無料(15台)
- トイレ
- 有
- 関連リンク
- 猿投まつり イベントページ
【三河国の三宮のひとつ】
猿投神社は、豊川市の砥鹿神社、知立市の知立神社に並ぶ、三河国の三宮のひとつ。猿投まつりが行われるなど、地域の人たちを中心に古くから崇敬を集めてきた神社です。
【広い境内】
境内の右手には太鼓のある太鼓殿、左手には御手洗乃滝があります。また、棒の手顕彰碑も境内にあります。とても広くて大きな神社で、荘厳な空気が流れています。
【猿投山の遊歩道で、三社巡りも】
麓にある本社と、猿投山山頂にある西宮、東宮を総称して猿投三社大明神と呼びます。山頂までは本社横より遊歩道が完備されていて、ゆっくりと三社を巡ることができます。
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名鉄三河線/豊田線「豊田市」駅より、とよたおいでんバス藤岡・豊田線(加納経由)に乗換え、「猿投神社前」バス停下車。徒歩すぐ
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猿投グリーンロード「猿投IC」約3分