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源空院(げんくういん)は、戦国時代に松平氏の出城として作られた浅井西城の城主・松平康孝が大永三年(1523)に菩提寺として創建したと伝えられます。松平康孝は松平(徳川)氏六代・松平信忠の三男で、長男清康(徳川家康の祖父)が家督を継ぎ、次男信孝が三木城を守ったといいます。
境内には康孝の墓と伝わる古い墓塔と枝垂れ桜の古木が三本あります。山門横の木は根周り2.5m、高さ8.0m、本堂前の木は根周り2.0m、樹高4.0mでともに樹齢250年以上といわれ、少し新しいもう一本も120年程度と推定されています。
このほかにも多数の枝垂れ梅が植えられ、満開の時期には一帯が華やかな桃色に染まり、多くの参拝客で賑わいます。源空院の枝垂れ桜は彼岸桜の系統を引くもので、開花はソメイヨシノより約1週間早い3月下旬から4月初旬に見頃を迎えます。