※各種イベントにおいて、内容の変更や中止・延期される可能性がございます。
最新の情報を公式サイト等でご確認の上、お出かけください。
最新の情報を公式サイト等でご確認の上、お出かけください。
西尾の抹茶、その茶祖:足立順道師のお寺
紅樹院(こうじゅいん)は、大永年間(1521~28)に徳川家康の伯母を弔うために創建されたと伝えられる浄土宗の寺院です。また、西尾に茶産業を広めた「茶祖の寺」として有名です。
明治5年、紅樹院住職の足立順道(あだちじゅんどう)は、茶産業の振興のために京都の宇治から茶の種を取り寄せて茶園を開き、明治12年に知多郡から茶師を招き、茶の製造を始めました。その後、産業としての茶栽培が西野町地区一帯に引き継がれ、日本有数の抹茶の産地として発展していきました。
境内には西尾茶の原樹、参道入り口には大正2年に建てられた順道の頌徳碑があります。
毎年12月には順道の功績をたたえ、献茶と業績を報告する「奉告祭」が開催されています。